1: 名無しさん

タイシンいいよね…いい…したくなったから語る

 

まず求める自己実現のために歪んでみっともないと思いながら走り続けている姿と生き様がいい
このまま走っても痛いだけと理解しながらどうしようもなく今が息苦しいっていうやるせなさ
キャラストも育成も怒号や悪夢というマイナスからの出発で、周りの期待以上に自分が自分に期待してない
だけどそれを認めたら「何にもなくなっちゃう…」と思い込んでる
実際育成最初のタイシンには事実だったかもしれない
自分すらを逆転させるような闘志以外はまだ何も持ってなかったような子なんだ

2: 名無しさん

nemesisの固有って青い炎出てるけど周りを燃やすというより自分を燃やしてでも速さを求めるって感じで好き
正直本当に最初はタイシンってキャラにあんまり興味なかったんだ
だけどピックアップ当日のキャラガチャ画面を見て今までにないようなダークな画面な事にまず惹かれてね
表情も今までは皆かわいい顔だったり凛々しい顔だったり所謂キメ顔をちゃんとしてくれてたのに
タイシンはすごく苦しそうな顔に見えて無性にこの子の事が知りたいと思った
勝手な想像だけどきっと最初にタイシンを見つけた時のタイトレもそんな感じなんだと思う

3: 名無しさん

そんな今のタイシンが歪んでる理由も嫌なくらい丁寧に描写されてて
周りにチビだの性格が暗いだのをバカにされ続けた→でもウマ娘だから走る事は周りより得意だった→
ゴール盤の先でだけ楽に呼吸ができた→走る事で自分の居場所ができる気がした→トレセンでの挫折→
ここで諦めたら何にもなくなる、バカにしてきた連中も見返せない、自分で自分をみっともないと思ったまま
唯一楽に呼吸ができたと思った場所でどんどん息がうまくできなくなるってのが伺えるのが本当につらい
多分最初にタイシンが走って勝つ事で感じたのは単純な喜びや楽しさでもあったはずなのにそれが見えなくなってる

4: 名無しさん

「無茶するな」「それ以上危ない」「お前には向いてない」「体が小さすぎる」「手足が細すぎる」「お前はレースに出るべきウマ娘じゃない」
これらの言葉を「聞き飽きた」というくらい浴びせられてきて
尚タイシンは「ざまぁみろ、アタシはいるべき場所はここだ」ってウイナーズサークルで笑って見せつけてやるって叫ぶんだ
もう当時ここであまりのモチベの異質さに完全に心掴まれた
ざまぁみろと笑った後にバカにしてきた連中をバカにし返すでもなく叫ぶ事が「アタシのいるべき場所はここだ」っていうの
苛烈さと隣り合わせの弱さがあまりに痛切すぎて…もう…抱きしめたいよなこんな存在

5: 名無しさん

だけどその経験から形成されたものは歪みだけじゃないんだ
この時点では退学勧告をされるくらいには本当に心配と不安しかない存在だったのは間違いないんだと思う
ただ2人のライバルだけは最初から自分たちのライバルだと信じてくれていた
そして唯一君は勝てると手を差し出してくれたのがあの熱血でお節介で心配性のトレーナー
なによりタイシンに必要なピースもタイシンがこうじゃなきゃ嵌らなかった

6: 名無しさん

レースで泥にまみれながら走るタイシンを世界で一番美しいと感じたように
タイシンの生き様そのものが決していつも晴天の下を歩んできたものじゃないんだよな
でもそれと同じくらい土砂降りの先の光景が美しいと感じるように
どうしようもなく惹かれるものを持った子なんだよ
タイシンの誕生日だから改めて育成読み直してたら語りたくなったけど言いたい事ありすぎてほぼキャラスト序盤だけの感想になっちゃった

 

とにかくタイシンいいよね

7: 名無しさん

タイシンいいよね…

8: 名無しさん

思った以上に語ってた…いいぞ…

 

 

9: 名無しさん

分かるよ
なんかちょっと涙出てきたから俺も久々にじっくりタイシン育成見てこよ

10: 名無しさん

>とにかくタイシンいいよね
まで読んだ

11: 名無しさん

タイシンのストーリーは脳を焼かれる

12: 名無しさん

逆転のウマ娘いいよね

13: 名無しさん

菊花賞周りのイベントは涙無しには見れない
親に謝らせてしまったのが心の傷として残り続けるのがほんと辛い

 

14: 名無しさん

>>13
あれつらいけどつらいだけじゃなくてタイシンの心根がどうしようもなく優しい子だってのがわかるのも好き

16: 名無しさん

タイシンは素直になれてないけどお母さん大好きなんだろうな
だからあんな事言わせてしまったのが本当に辛かったと思うだめだ抱きしめてぇ

15: 名無しさん

タイシンのモチベは本当それまでからいったら異質な系統だったんだ
でもそこが逆に深く刺さってるってトレーナーが多い

17: 名無しさん

この子を支えたいと思わせる力がすごい

18: 名無しさん

タイシンは特に序盤周りを遠ざけようとする節があったけど自分なんかに構わないでよって感じなのが今までの境遇を思わせてな…なのでこうしてBWクリークにタイトレと暑苦しいくも優しくタイシンを見守り隊で回りを固める

 

 

19: 名無しさん

見返してやるって思ってるのにっていうか思ってるからこそ周りの心無い言葉に誰よりも囚われてるのが痛ましいよね
自分で自分を好きになれないから客観的な結果を出せるレースに居場所を求めたんだろうけどそれさえも純粋な動機じゃなくなっていって走ると苦しいのに走らなきゃ居場所がどこにもないっていう雁字搦めになっちゃってるのがとてもつらい
だからタイシンが欲しかったのは自分と辛抱強く向き合って薄っぺらなお追従じゃない本当の言葉で自分を肯定してくれる人でそれがチケゾーとかハヤヒデとかトレーナーだったんだろうなと思います

20: 名無しさん

家事得意というギャップ
そしてそれが両親が忙しくて自分のことは自分でしなければならなかったから身についたという生々しさ

21: 名無しさん

トレーナーと出会うまで退学寸前まで追い詰められてたからこそ温泉でのアンタじゃなきゃダメが重すぎる

22: 名無しさん

自分を認めてくれる人がいるってことが分かっているのに
それでも自分が自分を認められないって言うのが深刻

23: 名無しさん

どんなに味方してくれても最後の最後までは味方でいてくれる人はいないだろうっていう根底にある絶望感を「一生」で振り払ってくれたのがタイトレなんだよね

 

それぐらい無条件で他人を信じるにはいじめられすぎて臆病で近づいてくる人には威嚇しちゃうところがあった
味方を信じられる心を取り戻すまでの物語でもあったと思う

24: 名無しさん

「私にはレースしかない」が
「私はレースがいい」に変わってくれるのがいいよね

 

引用元: http://www.2chan.net/

1000: 名無しのトレーナー 2018/01/01(月) 00:00:00.00 ID:umamusume
タグ: